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シーリングの先打ちと後打ち

塗装工事の際にサイディング外壁のシーリング(コーキングとも呼ばれます)を打ち替える場合が多いと思います。
インターネット等で施工方法を調べられるお客様から『シーリングは塗装の前に?後に?どっちが良いのですか?』と質問されることがあります。
この投稿では、塗装前の先打ちと、塗装後の後打ちのメリット、デメリットを紹介しようと思います。

シーリング先打ち

塗装の前にシーリングを施工して、シーリングが乾いてから塗料を上から塗っていく方法です。

メリット

・シーリング上も塗装されるので、外壁部もシーリング部も同じ色になる。
・シーリング自体も塗膜に保護されるので劣化スピードが塗装と同様になる。

デメリット

・塗装後、シーリングの上の塗膜に細かい亀裂が入ることがあり、見た目が悪くなる。
 (雨水が浸入わけではありません)
・乾燥時間の長い商材(特に冬場)だと、シーリング施工後1週間近く塗装が出来ない。

先打ちに適したシーリング材

お薦めできる一例 シャープ化学工業株式会社 ヘンセイシリコーンNB-LM

上記のシーリングは、シーリングの色数を増やし仕上げ塗装の色に近似のシーリングを打つことにより事後のクラックが目立たないように出来ます。
また、塗装後の染み出し汚れ防止(ノンブリード)で、乾燥時間も早く施工性が良いのも特徴です。
勿論、後打ち施工でも問題なく使用できます。

シーリング後打ち

塗装が仕上がってから、最後にシーリングを施工する方法です。

弊社は数年前から「オートンイクシードのシーリング後打ち」を採用しております。

メリット

・シーリングの上に塗膜がないので、シーリング上の塗膜クラックは発生しない。
・オートンイクシードのように超高耐候の商材だと塗料の耐久年数よりも長い。
・乾燥時間の長い商材でも、最後にシーリングをして足場解体できるので、工期に影響しない。

デメリット

・外壁色とシーリング色が一致しない。
・耐候性の低いシーリング材だと、シーリングが塗装よりも早く劣化する。
・出隅部等のシーリングの位置によって、塗装工程との関係が煩雑になる。

後打ちに適したシーリング材

お薦めできる一例 オート化学工業株式会社 オートンイクシード

上記のシーリングは、超高耐候(30年間)で、色数も豊富です。
こちらの商材も先打ち施工でも使用でき、ノンブリード、ローモジュラス性、各塗料との接着性も良好です。ただし、乾燥時間が長いので工期に余裕は必要となってきます。

総評

どちらが良い!というわけでは無く、ケースバイケースで使い分けが大切だと思います。
施主さまご自身で調べ、業者の考えも聞き、納得のいく工事になることを願っております。

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